中冨記念くすり博物館 館長あいさつ

桜も満開となりやわらかな春風と陽ざしが心地よい季節となってきました。
春は旅立ちの季節とよくいいますが同時に始まりの季節。
私も3月よりくすり博物館の館長として新たなスタートを切る事になりました。よろしくお願いいたします。

当館は、江戸時代中期に発祥した『田代売薬(たじろばいやく)』という産業文化を残し後世に伝えるという目的で設立され今年の3月28日で22年を迎えました。これまで様々な活動を繰り返しながら確かな歩みを重ねてこられましたのは、資料の寄託者・寄贈者の皆様のご協力をはじめ多くの方々のご支援ご理解の賜物と心より感謝申しあげます。しかし、まだ「なぜこの地にくすり博物館が?」と疑問を持たれるのも事実です。
刻々と変わって行く時代の中ではありますが、約300年前に始まり今に続くこの地方のくすり産業の歴史にまずは興味を持って頂き、老若男女問わず来館された一人ひとりの方に心からの感動をお届けできますよう、さらなる充実を目指し皆様とともに当館の未来像をつくっていければと思います。
幅広い層の方々、広く社会に開かれた博物館へ―

中冨記念くすり博物館
館長 中冨 貴代

平成29年4月9日 更新